きゅうりの王様

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携帯電話のオプション契約の解約と臓器提供の意思決定

先日通信量が20GB使えるギガモンスターに契約内容を変更した。

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そこで、自分で意思決定をしていない不合理な行動をとっていた事を改めて感じた。

携帯電話のオプション契約内容

オプション契約は携帯の契約時に強制加入で後から変更が可能であったのだが、変更していなかった。
今契約している内容についても変更してみた。

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インターネット接続する場合はウェブ使用料は必須となっている。

iPhone基本パック、情報料 スマホとくするパックは調べてみるとわかるが内容的に必要のないオプションである。

テザリングオプションは人によって必要な場合があると思うが、自宅にインターネット回線を引いているので必要ないと判断して解約した。

あんしん保証パック(i)プラスは修理費用の80%を保証してくれたり、電池交換にかかる費用のほとんどを負担してくれる。

iPhoneも少しだけ画面にヒビが入ってしまったがそのまま使用している。
電池の消耗も激しくなってきた。

万が一に備えて必要と思われるが、実際に使用しなければ、もったいないだけである。

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解約するには、4桁の数字の暗証番号と8〜12桁の半角英数字の暗証番号が必要である。

解約するときに、以下のようなページや文章が出てくる。 「本当に良いんですか?一度解約すると2度と再契約できませんよ!!あんな特典やこんな特典が今後受けれなくなりますよ!!」

解約させないための謳い文句を散々並べてくるので気にせず解約のボタンを押しちゃいました。

解約をする時は惑わされてはダメですよ。

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臓器提供の意思決定の例

携帯電話の契約時に必要のないオプションを強制的に契約させる手法は行動経済学者のダン・アリエリー氏の「お金と行動と意思決定」で使われる不合理な行動と同じではないだろうか。

臓器提供の意思表示について国ごと(ヨーロッパ)に大きな差があることを紹介しているのをご存知だろうか?。
 スウェーデンやドイツは高いドナー率(80%〜)を示しますが、オランダは僅か28%です。

スウェーデンドイツは意識が高くてオランダは薄情な人が多いのだろうか?

実はオランダの28%は、全ての家庭に臓器提供の嘆願書を送った結果の数字。 人に頼まれて起こす行動には限界がある。

では、臓器提供率が非常に高い国では臓器提供を訴える記入用紙に秘密がある。

「臓器提供の意思が 有る 人はチェックしてください」とアンケート用紙を書くと、みんなチェックしません。

「臓器提供の意思が 無い 人はチェックしてください」とアンケート用紙を書くと、やはり、みんなチェックしないのである。
その結果、臓器提供活動に参加する事になる。

この意味を考えてみると、多くの場合、人は自分の決断で行動していないということである。
 多くの人は、自分の行動は自分で決定していると思っていますが、実はそう思わされているのである。

人が何かを決断する際、自分で思っているほど合理的ではないのである。

まとめ

これと同じ手法が様々な日常の様々な場面で使われている。
そのうちの一つが携帯電話のオプション強制加入である。

携帯電話契約時にこう言われる。 「加入して1ヶ月後に解約してくれればお金はかかりませんので、いつでも解約してくだい。」

しかしほとんどの人がオプションを解約せずにずっと必要のない料金を払い続ける事になる。

これがまさに「自分が思っているほど合理的な判断ができない」証明なのである。

予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

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お金と感情と意思決定の白熱教室: 楽しい行動経済学

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